この記事では、eTravelの登録方法を日本語の画面付きで解説します。セブ島留学に向けて、アカウント作成から渡航情報の入力、税関申告、QRコードの保存まで、順番に確認していきましょう。
まず押さえるポイント!
フィリピンでは、入国する際に、必要な渡航情報や健康状態、税関申告に関してオンラインで登録することが求められます。その「電子入国カード」のことをeTravel(イートラベル)と言います。
- eTravelは到着時刻の72時間前(3日前)から登録可能
- 詐欺サイトに注意(eTravelの登録は無料で、カード情報の入力は不要)
- 登録後に発行されるQRコードを、入国時に提示できるよう保存して完了
- 日本人の場合、帰国時は不要!

いつから登録できる?
フィリピンへの到着予定時刻の72時間前(3日前)から登録できます。
到着時に登録が済んでいないと、現地空港で登録を求められ、入国手続きに時間がかかってしまいます。到着してから慌てないよう、必ず出発前にeTravel(イートラベル)の登録を済ませておきましょう。
登録前に用意するもの5つ
- パスポート
- 航空券の予約確認書(eチケット)
- 認証メールを受け取れるメールアドレス
- 日本の住所の英語表記
- 学校から案内された滞在先の英語住所
スマートフォンで登録する方は、航空券や学校の住所を別の画面や書類でも確認できるようにしておくと、入力しやすくなります。
1.アカウントの作成・本人情報の登録
では、準備ができたら登録を始めましょう!
ブラウザから、eTravel公式サイトを開いてください。
⚠️ 登録は無料です
eTravelの登録ページに似せた詐欺サイトに注意してください。クレジットカード情報の入力や支払いを求められたら、入力を止めてURLを確認しましょう。
公式サイトは https://etravel.gov.ph/です。
1-1. 日本語表示に切り替える
サイトは英語で表示されますが、日本語に切り替えることができます。
画面上部の言語メニューから「Japanese」を選んだら、「こちらをクリックしてサインイン」を押してください。
アプリもダウンロードできるようになっていますが、不具合が起きやすいためブラウザでの登録をおすすめします。


初めて利用する方は、「アカウント作成」を押してください。
すでにアカウントがある方は、ログインして「2. 渡航情報」に進みます。

1-2. メールアドレスの登録・認証
ご自身のメールアドレスを入力し「続行」ボタンを押してください。
認証コードのメールが届きます。メールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダも確認してください。

届いた認証コードを登録画面に入力して「続行」ボタンを押してください。

1-3. パスワードを設定する
画面に表示される条件に沿ってパスワードを設定します。
パスワードは、次のすべての条件を満たす必要があります。
- 12文字以上
- 英大文字と英小文字を、それぞれ1文字以上
- 記号を1文字以上
- 数字を1文字以上
「パスワード確認」欄には、作成したものと同じパスワードをもう一度入力してください。

1-4. 顔写真・本人情報を入力する
「Take a photo or upload a file.」を押し、顔写真を撮影するか、保存している写真をアップロードします。
日本のパスポートをお持ちの方は、「外国籍パスポート所持者」を選択してください。
入力できたら「次へ」を押します。
| 項目 | 入力する内容 |
|---|---|
| 名 | 下の名前(ローマ字で入力) |
| ミドルネーム | ない場合は空欄でOK |
| 姓 | 名字(ローマ字で入力) |
| 接尾語 | 接尾語(Suffix)は世代を区別する敬称。 日本人は空欄でOK。 |
| 性別 | ご自身に該当するものを選択 |
| 生年月日 | 月/日/年(MM/DD/YYYY)の順で入力 |
| 携帯番号 | 日本の番号は「+81」を選び、先頭の「0」を除いて入力 |
| 国籍 | 日本国籍の方は「Japanese」を選択 |
| 出生国 | 日本生まれの方は「Japan」を選択 |
| パスポート番号 | パスポートに記載されている番号を入力 |
| パスポート発行国 | 日本のパスポートは「Japan」を選択 |
| パスポート発行日 | パスポートに記載されている発行日を入力 月/日/年(MM/DD/YYYY)の順で入力 |
| 職業 | 現在の職業に該当するものを選択 語学留学の学生は未成年でなくても、Student/Minor(学生・未成年)でOK 社会人(会社員)はWorker/Laborer 社会人(自営業)はBusinessman |

1-5. 日本の住所を入力する
「居住国」の画面では、現在住んでいる国と住所を入力します。
日本にお住まいの方は、国を「Japan」にしてください。
住所は、番地・町名・市区町村・都道府県をローマ字で入力します。番地→町名→市区→都道府県の順番に入力し、建物名や部屋番号がある方は、「建物名など」の欄も入力してください。
入力できたら「次へ」を押してください。

1-6. 登録内容を確認して送信する
「登録概要」に、入力した本人情報が表示されます。
入力した内容に間違いがないか確認し、画面下の「Submit」を押してください。

これで本人情報の登録ができました。ご家族分も一緒に登録する方は、家族分のアカウントを続けて登録してください。
次は、今回の渡航情報を登録します。
⚠️本人情報を登録しただけでは完了していません!今回の渡航情報を入力し、QRコードの保存まで済ませてください。
2. 渡航情報の登録
2-1. 新しい渡航申告を始める

2-2. 登録対象・渡航手段を選ぶ
以下3つを選択したら、画面下の「続行」を押します。
ご家族分を登録する場合は、「他の人用(家族メンバー)」を選択してください。

2-3. フライト情報・滞在先を入力する
渡航目的は、「Holiday / Pleasure / Vacation(観光)」を選択してください。
渡航者区分は「航空旅客」を選びます。
続けて、航空券を見ながら航空会社名・フライト番号を入力してください。
⚠️航空会社と便名を入力すると、目的地の空港と到着日は自動で表示されます。写真の便名はサンプルです。ご自身が乗る便の番号を確認してください。
出発国・出発空港・出発日・帰国日を、航空券に合わせて入力します。
⚠️国際線乗り継ぎ便(韓国経由等)を利用する方は、☑を入れて予約した経路に合わせて経由国も入力してください。
⚠️マニラ経由でセブ島へ行く場合は、入国審査は「マニラ」で受けます。到着空港はマニラ空港(Ninoy Aquino International Airport)としてください。
⚠️セブへの直行便で渡航する方は、到着空港に「Mactan–Cebu International Airport(CEB)」が入っていることを確認してください。
⚠️日付は、ここでも月/日/年(MM/DD/YYYY)の順です。
学校の住所を入力する場合は、写真のように「居住地」を選び、学校から案内された英語住所を入力してください。
⚠️「現住所と同じ」にはチェックを入れません。
⚠️写真はサンプルです。滞在先がホテル等の場合は、ご自身の滞在先に置き換えてください。
赤枠で表示される「eVisa」の案内は、中国のパスポート所持者に向けた案内です。日本のパスポートの方は、リンクを開かず「次へ」へ進んでください。

2-4. 健康状態を申告する
ご自身の状況に合わせて回答してください。
⚠️健康状態に関する質問で該当する項目に「はい」を選ぶと、赤色のQRコードが発行され、到着後に検疫担当者による確認が必要になる場合があります。赤色のQRコードが出ても、それだけで入国を拒否されるわけではありません。実際の状況に沿って正確に申告してください。

2-5. 税関申告の注意事項を確認する
続いて、フィリピン税関申告の画面に進みます。
まずは内容を読み、ご自身の手荷物や持ち込む通貨に申告が必要なものがないか確認してください。
注意事項は以下にまとめています。実際に持っていくものと照らし合わせて確認しましょう。
すべてを確認したら、最後に「申告すべき手荷物や通貨がありますか?」と表示されます。
申告するものがなければ「いいえ」、ある場合は「はい」を選択してください。

手荷物の検査と税金について
旅行者とその手荷物は、必要に応じて税関検査の対象になります(CMTA第222条・第223条)。
海外から持ち込む物品は、以前フィリピンから持ち出したものも含め、特別に免税となる場合を除いて、関税や税金の対象になります(CMTA第104条)。
画面には、次の免税に関する案内も記載されています。
- 持ち込む物品の総額が10,000ペソ以下の場合は、関税・税金が免除されます(CMTA第423条)。
- フィリピン国民は、個人用・家庭用の物品を年間3回まで免税で持ち込めます。ただし、年間の合計額は150,000ペソ以下で、販売・交換・商業目的の物品は対象外です。この項目は、日本人留学生に適用される案内ではありません。
- タバコ類は、紙巻きタバコ2カートン(400本)・葉巻50本・パイプタバコ250gのいずれか、酒類は2本までが免税枠として案内されています。
課税対象の物品を申告しなかった場合は、関税・税金に加え、物品総額の30%の追徴金が課されます(CMTA第1404条)。
※免税になることと、申告が不要であることは別です。実際の申告項目を読んで回答してください。
持ち込みが禁止されている物品
画面では、次の物品が禁止品として挙げられています。
- わいせつなものや公序良俗に反するもの(印刷物・画像・映像・写真・絵画など)
- フィリピン政府に対する反逆・反乱・暴動・扇動を助長する資料
- 中絶器具
- 虚偽の表示がある、または改ざんされた食品・医薬品
- 偽造品(バッグや靴などの偽ブランド品を含む)
- 品質を示す刻印がない、金・銀などの貴金属や合金で作られた物品
申告が必要なもの
次のものを持ち込む場合は、申告対象となるか確認してください。
| 項目 | 画面に記載されている内容 |
|---|---|
| 1. フィリピン通貨など | フィリピンペソや、ペソ建ての金融商品などの合計額が50,000ペソを超える場合 |
| 2. 外国通貨など | 日本円などの外国通貨や外国通貨建ての金融商品などの合計額が10,000米ドル相当額を超える場合 |
| 3. ギャンブル関連品 | ギャンブルに使用する物品 |
| 4. 化粧品・健康補助食品・医薬品 | 個人で使用する量を超えるもの |
| 5. 危険薬物 | モルヒネ・マリファナ・アヘン・ケシ・合成薬物など |
| 6. 銃器など | 銃器・弾薬・爆発物 |
| 7. 酒類・タバコ製品 | 商業量に当たるもの |
| 8. 食品・動植物など | 食品・果物・野菜・生きた動物、肉・卵などの畜産物、水産物・海産物、植物、およびそれらの製品・加工品 |
| 9. 携帯電話・通信機器など | 個人使用の量を超える携帯電話・ハンドラジオ類、および無線通信機器 |
| 10. 人の遺灰など | 人の遺灰・臓器・組織 |
| 11. 宝飾品など | 宝飾品・金・貴金属・宝石 |
| 12. その他 | 上記に記載されていない物品 |
禁止品や規制品は、申告すれば自由に持ち込めるわけではありません。 該当するものを持参する場合は、出発前に持ち込み条件を確認してください。
通貨の申告について
フィリピンへの入国・出国時に、次の金額を超える通貨などを持ち運ぶ場合は、通貨申告書による申告が必要です。
- フィリピン通貨など:合計50,000ペソ超紙幣・硬貨のほか、小切手・送金書類なども含まれます。
- 外国通貨など:合計10,000米ドル相当額超日本円などの外国通貨や、外国通貨建ての現金性証券などを合計して確認します。
また、50,000ペソを超えるフィリピン通貨の持ち込み・持ち出しには、BSP(フィリピン中央銀行)の事前の書面許可が必要です。
画面では、BSPが許可する目的は次のものに限られると案内されています。
- 紙幣・硬貨の計数機や仕分け機のテスト・校正
- 通貨の収集(コレクション)
- 通貨の認識・識別
申告しなかった場合や、事実と異なる申告をした場合は、通貨の没収や刑事責任の対象になることがあります。
違反行為についての注意
画面には、次の行為が物品の没収・罰金・刑事責任の対象になると記載されています。
- 禁止品・制限品の持ち込み(CMTA第118条・第119条)
- 必要な許可を得ず、規制品を認められた範囲を超えて持ち込むこと(CMTA第117条)
- 税関職員への暴行・抵抗・服従拒否(刑法第151条)
- 税関職員に対する、虚偽または誤解を招く申告
2-6. 同行家族・荷物数を入力する
次に同行する家族メンバー、荷物の個数を申告します。
一人で渡航する方は、「同行する家族メンバー」の18歳未満・18歳以上を、どちらも「0」にします。
荷物は、預けるものと機内に持ち込むものを分けて数えてください。
| 項目 | 入力する個数 |
|---|---|
| 預け荷物 | チェックインカウンターで預けるスーツケースなど |
| 手荷物 | 機内に持ち込むバッグなど |
写真は、預け荷物1個・手荷物1個の例です。ご自身の荷物の個数を入力してください。
「フィリピン訪問は初めてですか?」には、初めての方は「はい」、以前に訪問したことがある方は「いいえ」を選びます。
入力したら「次へ」を押してください。

2-7. 署名する
署名欄に、指でパスポートと同じ署名をします。書き直す場合は「クリア」を押すと消せます。
スマホの画面では書きにくいですが、崩れていても問題ありません。署名できたら「次へ」を押します。

2-8. 家族メンバーを確認する
家族メンバーの選択画面が表示されます。ご家族分も一緒に登録する方は、対象の家族メンバーを選択して進めてください。
一人で渡航する方は、追加せずに次へ進んでください。「本当に同行者なしで進めますか?」と確認が出るので「はい」を押します。

2-9. 入力内容を確認して送信する
「新しい渡航申告概要」に、入力した内容がまとめて表示されます。下へスクロールしながら、最後まで確認してください。
特に、次の項目を見直しましょう。
- 氏名・パスポート番号がパスポートと一致しているか
- 渡航目的が「Holiday / Pleasure / Vacation」になっているか
- 航空会社・便名・日付・到着空港が航空券と一致しているか
- 滞在先が学校から案内された住所になっているか
- 荷物数・健康申告・税関申告が実際の内容と合っているか
- 署名が入っているか
入力内容に間違いがないようであれば、青い「送信」ボタンを押してください。

2-10. 登録完了を確認する
登録は完了しました!この後、QRコードの画面が出ます。保存をお忘れなく!

3. QRコードを保存する
「情報の送信に成功しました。」と表示されると、QRコードの画面へ自動で切り替わります。
切り替わらない場合は、「リダイレクトされない場合はこちらをクリック」を押してください。
QRコードが表示されたら、画面を閉じる前にスクリーンショットを撮って保存してください。
スマートフォンの写真アプリから開けることも確認しておきましょう。入国時は、保存した画像を見せてください。

これで、eTravelの登録は完了です!!お疲れさまでした!
※こちらの情報は、2026年10月21日現在の情報です。画面の表示や入力項目は変更されることがあります。その場合は実際の登録画面に沿って進めてください。
eTravelの登録方法に関するよくある質問
Q. eTravelの登録は無料ですか?
登録・更新ともに無料です。クレジットカード情報の入力も必要ありません。
支払いを求められた場合は、公式サイトの「https://etravel.gov.ph/」を開いているかを確認してください。
Q. アプリのダウンロードは必要ですか?
必要ありません。スマートフォンやパソコンのブラウザから登録できます。
Q. 以前登録したことがありますが、今回も手続きが必要ですか?
はい。渡航のたびに、今回のフライトや滞在先の情報を登録・更新する必要があります。
すでにアカウントがある方は、ログインして「新しい渡航申告」から登録を進めてください。
Q. 登録後に入力間違いに気づいたら、修正できますか?
検疫局や入国管理局による処理・確認が済む前であれば、公式サイトの「Edit Registration」から一部の情報を修正できます。
すべての項目を修正できるとは限らないため、送信前にも確認してください。
Q. 保存したQRコードをなくしてしまったら?
公式サイトから再表示できます。公式FAQでは、登録情報の検索ページで照会番号(Reference Number)と生年月日を入力する方法が案内されています。
Q. QRコードは印刷してもよいですか?
はい。スマートフォンへの保存に加え、紙に印刷して持参することもできます。
Q. 赤色のQRコードが表示されたら、どうすればよいですか?
公式FAQでは、次のように案内されています。
| QRコードの色 | 案内されている内容 |
|---|---|
| 緑色 | 必要な情報が適切に入力されており、到着後は入国審査へ進めます。 |
| 赤色 | 入力情報の不足・誤りや、過去30日間の病気・感染症への接触歴などにより、入国審査の前に検疫局による追加確認が必要です。 |
入力情報の不足・誤りや、健康申告の内容などにより、検疫局による追加確認が必要な場合があります。赤色が表示された場合は、到着後、入国審査の前に検疫担当者の案内に従ってください。
