セブ島に1ヶ月留学する場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?
セブ島への留学は1ヶ月あたり、通常28~45万円ほどかかります(学校費/ドミトリー/3食)。ただし、学校や部屋タイプ、渡航時期によって金額が変わるため、授業料だけでなく、航空券や現地諸費用を含めて確認することが大切です。

本記事では、セブ島留学が本当に「行く価値がある」のかを判断できるよう、留学にかかる費用の内訳や期間別の比較、費用を抑える6つのポイントを紹介します。さらに、編集者自身の1ヶ月の留学体験を交えながら、留学の価値や学校選びのポイントをお伝えします。
セブ島留学の費用は「渡航前の支払い+渡航費+現地費用」で考える
| 区分 | 確認する費用 |
|---|---|
| 渡航前の支払い | 授業料、寮費、食費、入学金、送金手数料 |
| 渡航にかかる費用 | 往復航空券、受託手荷物、海外旅行保険 |
| 現地での支払い | 就学許可に関する費用、教材費、電気代、必要な滞在ビザ延長費用、交通費、お小遣い |
1. セブ島留学の費用内訳:学費から生活費まで徹底分析
セブ島留学4週間(1ヶ月)の総費用の目安はおよそ28万円〜45万円です。
費用の内訳は以下の通りです。
- 学費+滞在費(食費込):約20万円〜30万円(部屋タイプや学校のグレードによって変動)
- 往復航空券代:約3万円〜6万円(繁忙期・閑散期、航空会社により変動)
- 現地諸費用:約4万円〜6万円(SSP登録費、水道光熱費など、現地到着後の支払い)
- 海外旅行保険料:約1万円〜3万円(補償内容によって変動)
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出典:STARGATE公式サイト「料金一覧・スタンダードコース」(2026年10月7日確認)
※マンツーマン4コマ、グループクラス1コマ+日本語グラマービデオクラス1コマ、ナイトクラス1コマ(自由参加)
※表示料金は米ドル建ての授業料・寮費です。食事(平日3食、土日祝1食)と掃除を含みます。入学金・航空券・海外旅行保険・現地諸費用などは別途必要です。
1.1 学費・滞在費を左右するポイント
セブ島には多くの語学学校があり、留学費用は学校によって異なります。ここでは、費用を左右するポイントを「立地」と「設備・講師・管理体制」に分けて解説します。

エリアによる費用の違い
学校があるエリアによって、学費や生活費は異なります。セブ島の中でも、中心部・郊外・リゾートエリアなど、立地によって費用に差があります。授業内容や部屋タイプに加えて、学校周辺の生活環境も確認しましょう。買い物や外食のしやすさ、学校と寮の距離、休日の過ごし方によって、自分に合う学校は変わります。
- セブ市街地:マボロ・カサンバガン周辺
学校の選択肢が豊富です。生活の利便性は抜群ですが、外出の頻度によって食費や交通費も変わります。徒歩で済む移動と、タクシーなどが必要な移動を分けて考えると、交通費を見積もりやすくなります。 - セブ市北部:タランバン周辺
学校内で食事や日用品の購入をどこまで済ませられるかを確認しましょう。休日に外出する場合は、目的地までの往復交通費を見積もっておきましょう。 - マクタン島:ラプラプ市
空港・商業施設・ビーチまでの距離を確認しましょう。休日にビーチ施設を利用したり、セブ市側へ出かけたりする場合は、施設利用料と往復交通費を予算に加えます。
設備・講師・管理体制による費用の違い
- 学習・住居環境:
最新設備の教室や快適な寮を備えた学校ほど、コストも上がります。 - 教師陣のレベル:
教師研修や教材開発に力を入れている学校ほど教育の質は高くなりますが、費用も上がる傾向にあります。 - 学校の管理体制:
生活管理(門限の設定等)や課外活動が充実している学校ほど、運営コストが学費に反映されます。
セブで学校を選ぶ際は、立地だけでなく、授業数、宿泊設備、食事、生活面のサポートも確認することが大切です。
例えば、マンツーマン授業を何コマ受けたいか、個室が必要か、食事を学校で済ませたいかによって、比較するプランが変わります。価格の差が何によるものなのかを確認すると、自分に必要なサービスを選びやすくなります。
また、フィリピンにはセブ島以外にもバギオやクラークなどの留学先があります。他地域も検討する場合は、都市ごとの価格差で決めるのではなく、具体的な学校とプランで比較しましょう。
- バギオ(Baguio):ルソン島の避暑地として知られ、気候は涼しく過ごしやすいエリア。観光地としても人気があり教師の給与水準や物価はセブと同程度ですが、最大の強みは「遊びの誘惑が少ない」こと。周辺での交際費・娯楽費を大幅に抑えられるため、集中的にしっかり学びたい方(いわゆるスパルタ式)に向いています。
- クラーク(Clark):欧米出身の講師を多く採用している学校が多く、その分学費が他の都市より10〜15%ほど高くなる傾向があります。

1.2 航空券費用
航空券は、手荷物や到着時刻も含めて比較する
航空券は、出発空港や日程、予約時期によって料金が変わります。予算を決めるときは、実際の渡航予定日で往復運賃を確認しましょう。ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期は6万円以上になることも珍しくありません。少しでも安く抑えたい場合は、出発の2〜3ヶ月前、理想は3〜6ヶ月前の早めの予約がおすすめです。
現在、日本からセブへは、成田・関西から直行便が運航されています。また、中部国際空港からは、セブパシフィック航空が2026年12月1日より週4便で直行便を運航する予定です。渡航予定日の運航状況は、航空会社の公式サイトで確認しましょう。
LCC(格安航空会社)であれば往復3万円台〜で購入できる時期もありますが、受託手荷物や座席指定などの追加料金にも注意が必要です。

1.3 ビザ(査証)及び海外旅行保険費用
日本国籍の方は、観光・語学留学目的であれば30日以内の滞在にビザは不要です(いわゆる無査証入国)。ただし以下の点に注意してください。
- 入国時点でパスポートの残存有効期限が6ヶ月以上あること
- 渡航前にオンラインでの入国前登録「eTravel」の事前手続きが必要
- 滞在が30日を超える場合は、現地の入国管理局で延長申請が必要(延長費用が別途発生)
なお、語学学校に通う場合はビザの手続きとは別に「就学許可証(Special Study Permit / SSP)」に関する手続きが別途必要です。費用の目安はPHP 10,000~12,000(日本円でおよそ25,000円〜30,000円前後、学校による代行手数料込み)。当初の予定より現地で就学期間を延長する場合は、SSPも再申請が必要になる点は覚えておきましょう。
また、海外旅行保険は必須ではありませんが、フィリピンでは医療費が高額になるケースもあるため加入を強くおすすめします。30日分の保険料の目安は10,000円〜30,000円程度(補償内容や保険会社によって変動します)。

1.4 セブ到着後に支払う主な諸費用
現地到着後に別途支払う費用として、主に以下のようなものがあります(いずれも目安の金額です)。
- 特別就学許可証(SSP)申請費用:PHP 10,000~12,000(日本円でおよそ25,000円〜30,000円前後)
- ビザ延長申請費用(30日以上滞在する場合など):PHP 5,000~(目安12,500円~)
- 光熱費:PHP 1,000〜1,500/月(目安2,700円〜4,000円)
- 教材費:PHP 800前後/月(目安2,200円前後)
- ネット代:PHP 999/月程度(目安2,700円前後、使い放題プランの場合)
- 空港送迎費:学校によって無料の場合と有料の場合がある
- 洗濯代:多くの学校で無料
出典:フィリピン入国管理局「Special Study Permit(SSP/特別就学許可証)」
2. 1ヶ月の費用と他期間(1週間・3ヶ月)との比較
| 留学期間 | 授業料・寮費の目安(日本円) | 比較のポイント |
|---|---|---|
| 1週間 | 540米ドル(約7万6,000円) | 短期間で留学を体験したい方向け。別途必要な航空券や入学金の負担が、期間に対して大きくなります。 |
| 1ヶ月(4週間) | 1,350米ドル(約18万9,000円) | 1週間プランより、授業料・寮費の1週あたりの金額を抑えられます。 |
| 3ヶ月(12週間) | 4,000米ドル(約56万円) | 学習時間を長く確保できますが、生活費や滞在延長費用も含めた予算が必要です。 |
※STARGATEのスタンダードコース・4人部屋を、1米ドル=140円で換算。食事(平日3食、土日祝1食)・掃除を含みます。留学の総額ではなく、入学金・航空券・海外旅行保険・現地諸費用などは別途必要です。
期間別授業料・寮費(米ドル/日本円の目安)
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出典:STARGATE公式サイト「料金一覧」(2026年10月8日確認)
セブ島留学の費用を安く抑える6つの方法
留学費用を抑えるには、学校のプラン選びと現地での支出を見直しましょう。学習や生活に必要な条件を確認しながら、自分に合う方法を選ぶことが大切です。
① 相部屋(3~4人部屋)を選ぶ
部屋タイプ別の料金を比較し、共同生活に抵抗がなければ相部屋を検討しましょう。 1人部屋から4人部屋に変えるだけで、1ヶ月の固定費を5万〜10万円近く節約できます。他国からの留学生と同室になれば、部屋でも英語を話す機会が増えるというメリットもあります。
② 航空券はLCCのセールを狙って早期予約する
セブパシフィック航空などは定期的に大規模なプロモーションセールを行っています。渡航時期を調整できる場合は、数ヶ月前から価格をウォッチし、格安のタイミングで購入しましょう。
③ 繁忙期(7~8月、2~3月)を避けて留学する
学生の長期休みである夏休み・春休みシーズンは、航空券が高騰するだけでなく、語学学校の「プロモーション割引」も適用外になったり、追加料金が発生する場合もあります。5〜6月や9〜11月のオフシーズンは、格安で留学できるチャンスです。
④ クレジットカードの付帯保険を活用する
3ヶ月以内の短期留学であれば、クレジットカードに付帯している海外旅行保険が利用可能です。補償内容や条件(旅行代金をそのカードで支払うなど)を事前に確認し、条件を満たせば1~3万円程度の保険代を浮かせることができます。適用条件・補償期間・治療費用などの補償額を確認し、不足する場合は別途保険への加入も検討しましょう。
⑤ 留学エージェントの限定割引キャンペーンを利用する
語学学校や留学エージェントが実施している「お申し込み特典」や「直前割引」「オフシーズン割引」などを活用することで、授業料そのものを安く抑えることができます。
⑥ 外食・観光・買い物の予算を決めておく
現地では、外食や休日のアクティビティ、買い物も楽しみの一つです。週ごとに使う金額を決めておくと、出費を管理しやすくなります。食事付きの学校でも、提供されない曜日や時間帯を確認し、その分の食費を用意しておきましょう。
現地の物価はここ数年でやや上昇傾向にあり、交通費や週末の旅行費用も以前よりは高くなっていますが、それでも日本と比べれば依然として抑えめです。学校生活以外にかかる費用の目安は、以下のとおりです。
- 外食費:1食あたりPHP300~600(目安800円~1,600円)
- マッサージ:1時間あたりPHP 600〜1,000(目安1,600円〜2,700円)多くの留学生が週末や放課後に楽しむ定番の過ごし方です。
- アイランドホッピングツアー:距離や内容によりPHP 2,000〜4,000(目安5,400円〜10,800円)
- 交通費:タクシーの初乗りはPHP 40程度(目安110円)配車アプリ「Grab」の利用が便利で安心です。
- 娯楽費:週末の小旅行やアクティビティでPHP 2,000〜3,000/回程度(目安5,400円〜8,100円)

1ヶ月のセブ島留学で得られる効果は?行く価値はある?
「1ヶ月でどのくらい英語が伸びるのか、費用に見合う経験ができるのか」と不安に思う方もいるでしょう。
1. セブ島留学の効果
セブ島留学の最大の特徴は、1日4〜8時間のマンツーマン授業による「圧倒的な学習量」です。欧米留学特有のグループ授業に比べて英語を話す機会が多く、集中的にアウトプットを重ねられます。 1ヶ月間の留学で得られる具体的な成果は以下の通りです。
- 英語に対する「恐怖心」が減る: 毎日朝から夕方までマンツーマンで強制的に英語を話すため、1〜2週間で英語を話す心理的ハードルが低くなります。
- リスニング力とスピーキング力の基礎が固まる: マンツーマン授業では、先生の質問を聞き取り、自分で答えるやり取りを繰り返せます。分からないときに聞き返したり、伝わらなかった内容を言い直したりすることも、実際の会話に必要な練習になります。
- 今後の英語学習・キャリアの強力な足がかりになる: ワーキングホリデー(ワーホリ)前の事前準備や、TOEICのスコアアップ、海外旅行を1人で楽しめるレベルへの到達など、1ヶ月で自信と基礎力を身につけることができます。次のステップへの意欲がわきます。
1ヶ月のセブ島留学は、英語学習にまとまった時間を使い、授業や日常生活で英語を実践する機会になります。ここでは、私が社会人として経験した1ヶ月のスパルタ留学を振り返ります。

2. セブ島留学の価値 編集者が社会人として体験した1ヶ月のスパルタ留学
私自身、転職前後の期間を活用し、社会人として1ヶ月間のスパルタ留学を経験しました。学生時代以来、勉強から遠ざかっていた私にとって、最初の1週間はとても大変でした。先生の話が聞き取れず、分かったふりをして愛想笑いで済ませてしまうこともありました。
そこで、先生に許可を得てレッスンを録音し、自習時間に聞き直して復習しました。また、授業以外でも英語を使う機会を増やすため、同じ時期に留学していた他国の生徒と積極的に話すようにしました。かけたお金と時間を有効に使いたいという思いから、自分なりに工夫したことです。
他国の生徒との交流では、相手の考え方に触れ、日本を外から見る視点を得られました。英語を学ぶ仲間から刺激を受けたことも、留学して得られた貴重な経験の一つです。
また、私は1人部屋を選びました。プライベートな空間を確保でき、快適に過ごせた一方で、相部屋の生徒同士は授業以外でも会話する機会を持ちやすいように感じました。部屋を選ぶ際は、費用だけでなく、1人で落ち着ける時間と他の生徒との交流のどちらを重視したいかも考えるとよいと思います。
1ヶ月間英語学習に集中して取り組んだ結果、留学の最初と最後に受けたテストでは、リスニングとスピーキングの両方に伸びが見られました。最初の1週間は苦労しましたが、私にとってこの1ヶ月は、勉強を再開し英語力の成長と視野の広がりを実感できる時間になりました。
1ヶ月の留学はどのような人に向いている?
1ヶ月の留学は、普段英語を使う機会が少なく、まとまった期間を英語学習に充てたい学生の方や転職前後の期間を活用したい社会人の方、勉強を再開するきっかけが欲しい方に向いていると感じます。
また、1ヶ月という限られた期間で効果を最大化させるためには、「日本にいるうちに中学レベルの英文法と単語を復習しておくこと」が極めて重要だと感じました。現地では話す練習に加え、授業で分からなかったことを復習する時間も確保するとよいと思います。
ただし、私が経験したスパルタ留学では、英語学習に集中できる一方、自由時間は限られていました。セブ島の観光も楽しみたい方は、授業数や自習時間、外出ルールを確認し、学習と自由時間のバランスが自分に合う学校を選ぶことも大切です。
まとめ|予算と学習目標に合うセブ島留学を選ぼう
セブ島に1ヶ月留学する際は、授業料・寮費だけでなく、航空券、保険、現地諸費用を含めて予算を確認しましょう。学校を比較するときは、授業数や部屋タイプ、食事などの条件をそろえることが大切です。
費用とともに「留学中に何ができるようになりたいか」を考え、自分に合う学校と学習プランを選びましょう。
